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|ゴキブリ|ネズミ|チョウバエ|アリ|ガ|ハエ|カ|ノミ|ダニ|



ゴキブリの種類は現在世界で約3500種が知られており、まだ分かっていない種類も合わせると、実際には4000種をはるかに越えると考えられています。
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チャバネゴキブリ

体長10mm〜15mm
黄褐色、胸部に2本の条紋がある。
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クロゴキブリ

体長30mm程度
全体が光沢のある黒褐色。夜間、光を求めて室内に飛び込んで来る。
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ヤマトゴキブリ

体長20〜30mm
黒褐色
クロゴキブリより
スリム。
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ワモンゴキブリ

体長40mm
褐色で胸部に一対の淡黄色の紋がある。
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現在、飲食店で最も問題になっているゴキブリは、このチャバネゴキブリです。雌のチャバネゴキブリは卵が約40個入った卵鞘、すなわちカプセルを作り、卵が孵化するまで約3週間体につけています。孵化した幼虫は約2ヶ月の間に6回程脱皮し、成虫となります。約4ヶ月の寿命の中で、雌は5回程卵鞘を生みます。つまり、一匹の雌から200匹以上の子が生まれることになります。

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○雑食性で何でも食べる
…穀物、野菜、果物、魚、肉などの食物の他、ノリや髪の毛、
死んだ昆虫、仲間の死骸までも食べる。
○熱帯性の生き物なので、暖かい所を好む。
○隙間など、狭い場所が好き。 |
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このため、ゴキブリはこのような場所を好みます。
・清掃行き届いておらず、餌となるゴミや汚れの多い場所
・隙間なく器物や器材が詰められた環境や、壁一面のボトル棚など、掃除のしにくい場所
・年間を通して動かすことのない物が多く、衛生不十分な場所

クロゴキブリなどは夜間に燈火に誘引され飛び込んでくることもありますが、一般にゴキブリは飛翔能力が低く、移動手段はもっぱら歩行によります。
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下記に付着、生息していて侵入
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業者が持ち込む食材・備品・酒類のケース及び搬送器具 |
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他店舗からの什器の移動 |
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中古什器の購入 |
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侵入
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冷蔵庫の機械部分やドアのゴムパッキン |
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コールドテーブルの裏側 |
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コーヒーブレンダー |
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電子レンジ |
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ダクト部分の天井裏 |
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調理食品保温台 |
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レジ周辺部 |
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床や壁面の裂け目 |
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・ゴミ箱の裏 ・・・等 |
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現在、日本にいるネズミは約32種です。財産上、健康上被害を与える屋内性のネズミとしてドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミが知られています。
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ドブネズミ

体長22cm〜26cm
毛色は背面が褐色、腹面が白色
生息場所:人家の床下、側溝、下水溝、地下道など水気の多い場所 |
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クマネズミ

体長15cm〜23cm
毛色は背面が褐色、腹面が黄褐色がかった白色。
生息場所:人家の天井やビルの上層階 |
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ハツカネズミ

体長6cm〜10cm
(左記2種に比べれば被害報告は少ない) |
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ネズミの害は大きく分けて衛生上の害と経済上の害があります。営業者の場合は、実害だけでなく対面上の問題等の痛手も大きくなります。
| 衛生上の害 |
・サルモネラ菌郡により引き起こされる食中毒
・ワイル病(出血性黄疸)、鼠咬症、腎症候性出血熱 など |
経済上の害
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・施設、電信関係の被害
…健材や家具をかじられる。ケーブル等をかじられることによる電車
のストップや、電話回線の混乱など。
・食品等の害
…食品の害は、かじられた量だけでなく、かじられたことによりその
食品を捨てなければいけないという問題がある。 |
| 家ネズミの寿命と繁殖 |
| 種別 |
寿命 |
繁殖可能期間 |
妊娠期間 |
年間分娩回数 |
1回の産子数 |
| ドブネズミ |
約3年 |
生後3ヶ月〜2年 |
約21日 |
5〜6回 |
平均約9匹 |
| クマネズミ |
約3年 |
生後3ヶ月〜2年 |
約21日 |
5〜6回 |
平均約6匹 |
| ハツカネズミ |
1〜1.5年 |
生後35日 |
17〜20日 |
6〜10回 |
平均約6匹 |
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チョウバエは、ハエより蚊に近いチョウバエ科の害虫で、世界に約300種が知られています。昨今問題になっているものではオオチョウバエ(体長3mm前後)とホシチョウバエ(体長1.3mm〜2mm)が知られています。

幼虫は汚物食性で、浄化槽、厨房の下水溝などの不潔な場所に大発生するため、衛生上の問題は大きいと言えます。成虫は室内に侵入し、便所、厨房、浴室にいて不快感を与える上、発生場所からして病原体を伝播する可能性もあります。また、食品工場などでの混入異物の虫としても問題となっています。
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アリは現在日本に約150種がおり、その多くは社会生活を営んでいます。腐朽した木材に巣をつくるオオハリアリ(体長4mm〜4.5mm・黒色または黒褐色)やトビイロシリアゲアリ(体長3mm〜3.5mm・黒色または黒褐色)、地中に住むオオズアカアリ(兵アリの体長4mm〜5mm・暗赤褐色)などがいます。

アリには、食物に集まってくるだけでなく、人を刺したり咬みついたりという被害があります。
刺される被害として最も知られているのが前述のオオハリアリで、毒針が発達しており、刺されると痛みがあります。このほか、オオズアカアリは発達した大あごで咬みつき、トビイロシリアゲアリ尾端から毒液を出します。
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蛾は蝶の仲間で日本に約3500種がおり、その中で、限られた数ではありますが毒をもつ蛾もいます。有毒蛾として、ドクガ(幼虫:体長30〜40mm、黒色に橙色の斑紋、成虫:翅を広げた体長30〜40mm、濃黄色、中央部に帯状紋)やチャドクガ(翅を広げた体長25〜30mm、雌は黄色で黒褐色の斑紋と細い黄色のすじが2本、雄は黒褐色または黄色)がいます。

ドクガやチャドクガには微小な毒針毛があり、庭仕事や屋内に飛来した成虫を追い出すときなどに触れ、かゆみとハレを伴う皮膚炎を生じるという被害があります。
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ハエの種類は場所や扱う食品で異なるため特定はしにくいものですが、目立つ種類としては、イエバエ(大型の成虫で体長8〜15mm・黒色)、キンバエ(体長7〜10mm、金緑色)、チョウバエ(体長4〜5mm、灰黒色)などがいます。

ハエの発生源は広範囲にわたり、植物・動物質等さまざまな有機物から発生します。発生または侵入により、不快感を与えるうえに、食中毒菌を媒介することもあります。ハエは人を刺したり咬んだりしないため一般的は不快害虫のように思われていますが、ハエは不潔な場所を飛び回り糞や汚物も食べるので、それらと一緒に食中毒を起こす菌などを持って運ぶ可能性があり、衛生害虫として分類されます。
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日本には100種類程の力が生息しており、一般に問題とされる代表的な蚊はアカイエカ(中型で赤褐色)とヒトスジシマカ(小型で黒く、背板に白い線が1本)がいます。また、ビル環境において増加が予想されるチカイエカがいます。

カの被害はやはりヒトを刺すことです。アカイエカは屋内でもっとも見られる蚊で、夏の夜に耳元にやってきます。ヒトスジシマカは昼間に庭や墓地などで刺す蚊です。また、チカイエカは冬でも発生してオフィス街で吸血します。
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日本には約80種のノミが記録されています。そのなかで人間と密接に関係して被害をもたらし問題になっているのはネコノミ(体長1.5〜3.5mm、黒褐色)、次いでイヌノミです。その名前からするとネコノミは猫に、イヌノミは犬に寄生すると考えがちですが、実際は両種が犬と猫の両方に寄生します。特にネコノミは適応範囲が広く、犬への寄生が普通に見受けられ、また人間への寄生も認められています。ノミは人間や動物の体に付き、動物の巣、寝床、休息場所や、塵の中で繁殖します。

ノミの害は体に付き刺すことと、それに伴うかきむしりたくなるほどの痒みや皮膚炎です。 ペットへの害としては、刺咬と吸血を受けた部位の皮膚炎のほか、アレルギー性の皮膚炎もあります。
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日本には約1800種のダニがいます。大きさは、0.1mmから大きなもので10mmのものまであり、多種多様の環境で生息しています。畳にわくコナダニ、ヒョウヒダニやツメダニ、ネズミに寄生するイエダニ、山林に生息するマダニなどが知られています。

室内で比較的数が多いヒョウヒダニは、その糞や死骸がアレルギーのもととなり気管支喘息や鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。ツメダニの被害は築後2〜3年目の集合住宅に多く見られ、刺された瞬間は気づかないが、1〜2日たつと赤く腫れて痒みが起きます(遅延性のアレルギー性皮膚炎)。
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